【マスカット・ベーリーA】
1927年交雑(交雑番号 3986)
「ベーリー♀」×「マスカット・ハンブルグ♂」
川上善兵衛が生んだ日本を代表する赤ワイン用品種です。
降水量が多い日本の気候にもに適しているため、
日本全国の幅広いエリアで栽培されています。
実は比較的大きめで、ワインにするとイチゴ様の香りが特徴的な、
軽やかなタイプからどっしりとしたタイプまで様々な味わいのワインに変化します。
岩の原葡萄園のワインの中心的存在です。
華やかな中にも力強さを感じる香り。
品種の特徴であるいちごの香りは控えめでアフターからくる黒い果実とすみれの花の香りが心地良い。まろやかな果実味から広がり酸味のバランスも良く、長い余韻がお楽しみいただけます。
赤身の魚や豚のヒレカツと合わせてみてはいかがでしょうか。
2022年は6月下旬に気温が上がり乾燥したため、果粒が小粒になりました。
そのため収穫量は減ってしまいましたが過去にないほど味わい、香りとも厚みのあるブドウとなっております。