【マスカット・ベーリーA】
1927年交雑(交雑番号 3986)
「ベーリー♀」×「マスカット・ハンブルグ♂」
川上善兵衛が生んだ日本を代表する赤ワイン用品種です。
降水量が多い日本の気候にもに適しているため、
日本全国の幅広いエリアで栽培されています。
実は比較的大きめで、ワインにするとイチゴ様の香りが特徴的な、
軽やかなタイプからどっしりとしたタイプまで様々な味わいのワインに変化します。
岩の原葡萄園のワインの中心的存在です。
有機栽培で育てた「マスカット・ベーリーA」を使用し、お客様に岩の原を知っていただく上でぜひ飲んでほしいワインの一つです。
品種の特徴であるいちごのような香りとヴァニラやココア香が調和。まろやかな果実味とタンニンがバランスよく調和した繊細な味わいです。
2021年は年初から大雪となり、最大積雪2m90cmを記録。
ぶどう畑は雪に埋まり、大きな被害を受けました。
ですが、地域の皆様のご協力をいただき無事に復旧。
雪の影響で多少育成の遅れはありましたが、品質に影響はなく、完熟を待って収穫することができました。