【マスカット・ベーリーA】
1927年交雑(交雑番号 3986)
「ベーリー♀」×「マスカット・ハンブルグ♂」
川上善兵衛が生んだ日本を代表する赤ワイン用品種です。
降水量が多い日本の気候にもに適しているため、
日本全国の幅広いエリアで栽培されています。
実は比較的大きめで、ワインにするとイチゴ様の香りが特徴的な、
軽やかなタイプからどっしりとしたタイプまで様々な味わいのワインに変化します。
岩の原葡萄園のワインの中心的存在です。
岩の原葡萄園創業130周年を記念して造り上げた
「長岡花火ラベル」の数量限定のマグナムボトルです。
創業者『川上善兵衛』が生み出したぶどう品種
「マスカット・ベーリーA」、「ブラック・クイーン」、「ベーリー・アリカントA」を厳選し使用しました。
色はグラスのエッジに熟成が現れたガーネット色で、まだ紫もあり楽しめる感じがあります。
香りは黒い完熟した果実と、樽熟成からのヴァニラ、ロースト香や石蔵のニュアンスも感じ取れます。
味わいは糖と酸のバランスが良い適期に丁寧な収穫、低温から醸しながら抽出した果実味が甘く感じられ、アフターはやわらかな酸味と樽のロースト香が長く続きます。
2017年は7月から8月にかけて雨天が続き、
降水量が多く日照量が少ない日が続きました。
9月以降は天候が持続し日照時間が多く、
10月の収穫時期まで安定した天候により
健全で成熟したぶどうを収穫することができました。